どうやら若はげ改善にはAGA治療が正しいと思いつつも副作用を恐れてなかなか行動に移せない人も多いのではないでしょうか?
その気持ちめちゃめちゃ分かります。僕も最初は副作用がすごく心配でした。
僕のTwitterのDMに相談しに来る人の多くもやはり副作用を気にしているので、あなただけではないです。



本記事では現在AGA投薬治療を1年半以上行っている22歳若はげの僕が、AGA治療の副作用について解説していきます。
✔この記事の筆者
>>Twitter(wakahage_punpun)
0. AGA治療の副作用はある
まず初めに断言しておかなければならないこと、それはAGA治療には副作用があるということ。
服用する薬やあなたの体質によってもちろん効果は変動しますが、まあほぼだいたい副作用は出ると思っていただいた方がいいです。
この記事では、どんな薬を使用したらどのくらいの確率でどんな副作用を発症してしまうのかまで解説していきます。
なお、先に僕の結論を言うとそこまで副作用に対して敏感になる必要はないと思っています。
1.AGA投薬治療で使用される3つの薬の副作用
AGA治療では主に以下の3つの薬が使用されます。外用ではなく、この記事をご覧になっている多くの人が心配している内服薬のほうです。
・フィナステリド
・デュタステリド
・ミノキシジル
上記の3つを選んだ理由は医学的にもAGAに効果ありと結論が出ているから。そして多くの人が服用する可能性が高いからです(逆にこれ以外で髪生やすのは無理ゲーです)
論文引用:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
・フィナステリド|推奨度A
・デュタステリド|推奨度A
・ミノキシジル|推奨度D
※なお、A→Dにかけて推奨度が下がる。
内服のミノキシジルは推奨度が最低レベルの「D」となっていますが、日本ではまだ認められてないだけで、海外では既にその絶大すぎる効果が認められ、多くのクリニックでも処方されているだけでなく、僕の実体験からも推奨度Sレベルのバチクソに効果がある薬であることを保証しておきます。
ミノキシジル内服薬なしでAGA治療は成功させられないでしょう。
本記事ではミノキシジルを含めたAGA投薬治療で使用されることが最も多いこの3つの薬の副作用について見ていきます。
1-1. フィナステリドの副作用

フィナステリドとはAGAを進行させてしまう悪い細胞を阻害するもの。
そのフィナステリドを服用すると主に発症する可能性のある副作用として、
・性欲減退
・肝機能障害
などが報告されています(性欲減退は実は僕、副作用として若干出てます、、、)
とはいえ、健康な成人男性ならそこまで気にする必要はなく発症率も極めて低い値です。
性欲減退 | 1.1% |
勃起不全 | 0.7% |
肝機能障害 | 0.2% |
肝機能障害については、もともと何か疾患がない限り副作用が出る確率が極めて低いと言われているので、普通に人間生活を送っている人なら問題ないでしょう。
多くの人は副作用ばかりを気にしていますが、実は思っているほど発症率は高くないことが分かります。
1-2. デュタステリドの副作用

デュタステリドはフィナステリドより強力な薬。機能としてはフィナステリドと似ています。
フィナステリド<デュタステリド
といったところでしょうか。
このデュタステリドによる副作用としては、
・性欲減退
・勃起不全
・精液量減少
・肝機能障害
・倦怠感
・食欲不振
などがあげられます。
フィナステリドよりも強力な薬となっているので、その分起こる副作用も起こる確率も若干上がっています。
性欲減退 | 3.9% |
勃起不全 | 4.3% |
精液量減少 | 1.3% |
とはいえ、基本的にほとんどの人に副作用が出ることはなく、気にする必要はないです。しかし、記事をご覧になっているあなたが安心してAGA治療に踏み出せるように、記事後半で対処法まで解説しています。
そもそも「薬」であるものは基本的に副作用があります。風邪薬もです。それにも関わらずなぜがAGA投薬治療だけ副作用を気にしている人が多すぎ。
1-3. ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは、AGAによって薄く細く体毛化した髪の毛を太くコシのある立派な毛にする薬。
そんなミノキシジルの副作用は以下の通り。
・多毛症
・初期脱毛
・立ちくらみ、めまい
・動悸、息切れ
などが報告されています。
詳細な割合は分かってないですが、「多毛症」と「初期脱毛」はネガティブな副作用ではなくあなたのAGA治療が成功しているポジティブな副作用。
実際に僕も多毛症にはなりました。

・ミノキシジルは髪の毛だけを集中的に生やす便利な薬ではなく、全身の毛も生やす薬。そのため、全身の毛が生えてきている=髪の毛も生えてきている兆し。
・初期脱毛は今までの古く弱った毛が抜けて新しい毛が生えてくる兆し。
どちらもAGA治療成功のため、全員が通る道。
2. AGA投薬治療の副作用で子作りには影響なし
人によっては子作りに影響があるのか気になる人も多いはず。これについて結論ですが、胎児への問題はないです。
結局、フィナステリドなどを服用しても精液にさえ含まれていなければ、その後の子供には問題がなくなるわけです。
これについてまとめると以下の通り。
・フィナステリドの精液への移行量は投薬量の内、0.00076%のみ(極めて微量)
・デュタステリドによる、精子濃度及び精子形態への影響は認められなかった。
引用:https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/249900XF1021_2_10/
引用:https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/249900AM1023_1_05/
フィナステリドの精液への移行量は投薬量に対してわずか、0.00076%のみ。上記引用サイトにもある通りですが、胎児や妊活にはほとんど影響がないです。
フィナステリドを男性が服用することは問題ないですが、パートナーの女性が服用することは禁忌となっています。(手を触れることも)
妊婦または妊娠している可能性のある婦人,授乳婦への投与は禁忌となっている。
一方,夫やパートナーがフィナステリドを内服していても問題はない.その理由は,この薬剤は男性の精子や性機能には影響を与えないことと,男性の血液中から精液を介して女性の体内に吸収される量が微量であるためである.安全性は妊娠サルへの投与実験で確認されている(15).これまで男児奇形に関する副作用報告は国内外ともにない
論文引用:男性型脱毛症治療の現状と今後の展望
こちらの論文でも、男性がフィナステリドの服用することによる子作りへの影響はないとされています。
そのため、これからAGA投薬治療を始めようと思っている人で妊活も考えている人は問題なく始めることができます。
3.AGA投薬治療で副作用が出た場合の2つの対処法
副作用が出ることは極めて低いものの、それでも1,000人いれば1人は何かしらの副作用にかかってしまう可能性があります。
そこで、万が一副作用を発症してしまった場合の対処法を2つ紹介していきます。
その2つの方法とは以下の通り。
・専門のAGAクリニックの医師に診てもらう。
・減薬する。
3-1. 専門のAGAクリニックの医師に診てもらう
一番正しい方法は専門のAGAクリニックにいる専門の医師に診てもらうことです。
AGAは病気なので、クリニックという病院で診てもらうのがセオリーだからです(生活習慣や育毛剤なんかでは治せません)
世の中にはたくさんのAGAクリニックが存在しているため、ネットで検索すればいくらでもAGAクリニックは出てきます。
ただし中には悪徳なAGAクリニックも存在するので、注意が必要です(騙されるとかなり膨大な金をとられてしかも副作用は治らないし髪の毛も生えないしで最悪)
3-1-1.おすすめのクリニックは湘南AGAクリニック
21歳で若はげになってしまったものの、驚異的な回復をすることができたのは全部湘南美容クリニックのおかげです。

ここがなければ今の僕はないといっても過言ではないです。僕が湘南をおすすめするのは、なにも自分がお世話になっているからという理由ではないです。
業界全体として見たときに、以下の項目を総合的に判断して間違いなくAGAクリニック界でも最も良いくらいニックだと思ったからです。
・料金
・コスパ
・信頼度
・接客
・口コミ評判
特に料金はAGA業界の中でもかなりコスパがよく良心的なので、僕は初めての人にはみんな湘南をおすすめしています。
料金などの詳細はこちらで紹介しているので、併せてご覧下さい。
3-1-2. 個人輸入の優先度はあと
ここまで解説してきた通り、万が一副作用を発症してしまった場合、AGAクリニックだと専門の医師が診てくれて、しかも無料。
ところが、安さで評判の個人輸入だと、全て自己責任になってしまいます。
そのため、これから初めてAGA治療をしようと思っている人へのアドバイスは以下の通り。
・まずは6か月~1年はAGAクリニックで処方してもらう。
・副作用がないことを確認。万が一あった場合はクリニックの恩恵(専門の医師による無料診断)を受ける。
・その後間違いなく大丈夫だと思ったら個人輸入に切り替える。
・安さに惹かれて安易に個人輸入に手を出すべきではない。
個人的に勝手に思ってるルートとして、
クリニック6ヶ月くらい→副作用無しor大したことないを確認→古人湯乳へ。どうするかはその人に任せるけど、まあ悔いが残らない方を自分で選ぶといいかなと。
— サイタマ@若はげ (@wakahage_punpun) May 19, 2021
2年近くAGA投薬治療を行っている僕なりの最終結論が上記の通り。
4-2. 減薬する
副作用が出てしまった場合の対処法の2つ目は、減薬です。
現在服用している薬の量を減らすのです。
これも専門の医師に相談するのが一番のベストなので、やはり最初は個人輸入ではなく、AGAクリニックで処方してもらったほうがいいでしょう。
なお、一応の目安えですが、「フィナステリド2mg以上服用→1mgへ」「デュタステリド1mg以上服用→0.5mgへ」減らしても効果に関しては問題はないです。
4-2-1. フィナ0.5mg以上の人は0.5mgへ
フィナステリドを1日あたり1mg以上服用した場合で副作用がある場合、0.5mgにしたほうがいいです。
理由は0.5mgとそれ以上で効果に変わりがないから。
【フィナ0.5mgとそれ以上に差なし】
フィナステリドにより薄毛原因ホルモン(DHT)を阻害する割合を容量別に示したデータです。
5mg:69.2%
1mg:68.7%
0.5mg:67%
0.25mg:64%
0.2mg:61.7%
0.125mg:53%
0.0625mg:25%
0.01mg:10.8%0.5mgよりも多く服用しても発毛効果はほとんど変わらないだろうと推測することができます。 pic.twitter.com/0TxuwTfjNm
— ケンゴAGA治療 (@kengoAGA) May 2, 2021
要するにフィナステリドの場合、0.5mgで効果が頭打ちになるので、それ以上服用しても副作用だけが増えるだけです。
4-2-2. デュタは0.5mg以上の人は0.5mgへ
現在デュタステリドを1日当たり0.5mg以上服用している人は0.5mgに減らしてもいいでしょう。
理由は0.5mgとそれ以上で効果に差がないから。
【デュタ0.5とそれ以上に差はない】
デュタステリドによる薄毛原因ホルモン(DHT)を抑制する割合を容量別に示したデータです。
5.0mg:98.4%
2.5mg:97.7%
0.5mg:94.7%
0.05mg:52.9%
0.01mg:7.5%0.5mgより多く服用しても発毛効果はあまり変わらないことが推測することができます。 pic.twitter.com/UfVJyHn9co
— ケンゴAGA治療 (@kengoAGA) May 2, 2021
要するにデュタステリドは0.5mgで効果が頭打ちになるので、それ以上服用しても無駄に副作用の確率が増えるだけです。
AGA投薬治療の副作用が起こる可能性は極めて低い
ここまで見てきた通り、AGA投薬治療による副作用は確かにあります。
しかし、副作用はあるものの発症する可能性は極めて低く、仮に副作用が起こっても対処できることが分かりました。
現在副作用を恐れてなかなかAGA投薬治療に踏み出せない方、AGA治療は年齢が若い人ほど効果が如実に現れます(21歳だった僕がそうだったように)
生活習慣や育毛剤でAGAという病気は治らないので、是非この機会にあなたも投薬治療を受けてみてはいかがでしょうか?