電車に乗っていると広告に「AGAがなんちゃら」とか見る機会多くないですか?
その広告をきっかけに自分の髪の毛を気にするようになる男性は多いです。
今回紹介する内容はこちら。
- AGAってそもそも何?AGAとは?
- どうやったらAGAが改善する?
いずれも、僕がはげ始めた時に知っておきたかった内容をまとめました。
なのでAGAについて少しずつ理解を深めていきたい人は是非ご覧ください。
✔この記事の筆者
>>Twitter(wakahage_punpun)
AGAとは?基礎理解を深めよう!
AGAとは堅苦しい言葉で言うと、「男性型脱毛症」。Androgenetic Alopeciaの略です。もっと馴染み深い言葉で言うところのハゲです。
日常の至るところではげている人を見かけますが、彼らの9割はAGA=男性型脱毛症なのです。
しかもだいぶ残念なことに、これは怪我のように自然治癒するわけはなく、治療を行わない限り進行し続ける厄介なものです。
もちろん一気にハゲるわけではなく、徐々に進行していく。
しかし、髪の密度が90%程度では気づかず、80%、70%、60%を下回ってようやく気付くということがほとんど。
30代~50代で発症すると一般には言われていますが、僕のように10代からAGAを発症するケースも少なくはないです。
AGAについてですが、もちろん下記のような要素はあるかもしれませんが、遺伝要素が大きいです。
・食事
・ストレス
・睡眠不足
・運動不足
実際に僕も母親のおじいちゃんはがっつりハゲていましたから。
もちろん母方のおじいちゃんがハゲてれば、自分に遺伝するという訳ではないです。
髪の毛はこうして減っていく【AGAのシステム】
普通なら2~6年かけて髪の毛が成長します。
そしてその後は抜けて、再び生えてくるという一定のサイクルがあり、これを繰り返しています。
【正常なヘアサイクル】

引用:湘南美容クリニック
このヘアサイクルが正常なら薄毛になったりハゲたりすることはありません。
ところが、
【AGAで乱れたヘアサイクル】

引用:湘南美容クリニック
乱れたヘアサイクルは、完全に成長せず、数か月~1年で抜け落ちてしまうことに。
その結果、
- 本来伸びるはずの状態まで伸びない。
- 細い髪の毛。
- コシがなく、弱々しい髪の毛に。
もちろん毛根が死んでいるというわけではなく、よく見ると確かに毛があるのです。
細く短いだけで、髪の毛の本数自体は実は変わらないことが多いです。
どうしてAGAになるの?
本来なら正常なはずのヘアサイクルですが、このサイクルを乱す悪い奴がいるんです。
それがDHT(ジヒドロテストステロン)
結論を簡単に言うと、テストステロンがジヒドロテストステロンに変身して、毛母で悪さをして髪の毛を作るのを邪魔してるのです。
DHT(ジヒドロテストステロン)は男性ホルモンの「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって悪いヤツに変化してしまうのです。

参考:湘南美容クリニック
このジヒドロテストステロンが髪の毛の正常なサイクルを乱し、毛が十分に成長しなくなり細く、弱々しくなってしまうんです。
だから、この悪いヤツがいない側頭部と後頭部はハゲる傾向が少ないんです。
どうしたらAGAを治すことができるのか?
遺伝によることが多いAGAなので、生活習慣を改善したからと言って、劇的に改善してフサフサになることはほとんどないです。
ではどうすればいいのか。
それは、
医者やクリニックにいってAGA治療をすることです。
AGA治療では体毛化した細くて弱々しい毛を太くて長い毛にするのです。
AGAの進行を止めるには下記の薬がほぼ必須。
・フィナステリド
・ミノキシジル
AGAを食い止める薬:フィナステリドとは?
フィナステリドはAGAの根本原因であるジヒドロテストステロンを作り出す5αリダクターゼを抑制します。
5αリダクターゼ抑制→ジヒドロテストステロン抑制→ヘアサイクルが正常に。

引用:湘南美容クリニック
要するにハゲの元凶をぶっ倒して、ヘアサイクルをもとに戻してくれるのです。
AGA改善を促す薬:ミノキシジルとは?
ミノキシジルは簡単に解説すると、血管を拡張させ血流を良くして、栄養を毛根に届け、発毛を促す薬です。
頭皮はストレスや生活習慣でかなりダメージを受けています。
その結果、血流が滞ると、毛根に十分に栄養が行き届かなく髪の毛の成長を抑制してしまいます。
栄養を毛根に届けることはもちろん、「フィナステリド」が血中にある状態を保つことができます。
AGA対策で育毛剤は効果的なのか?
髪の毛を生やすにはフィナステリドとミノキシジルしか効果が認められてないません。
逆に言えばこれ以外のモノでは髪の毛が十分に生えることはかなり厳しいです。
僕も昔某育毛剤を使用していました。
いろいろ栄養分は入っている育毛剤だったのですが、肝心のフィナステリドとミノキシジルが入っていなかったからです。
確かに髪の毛を増やすという明言は避けて、抜け毛を減らすなんて言ってますが、本当に悩んでいる人にとっては、抜け毛が減るだけでは満足できません。
実際に育毛剤を使った感想はこちらの記事にまとめてあるので、是非ご覧ください。
AGA治療の注意点と副作用
AGA治療では基本は処方薬を朝か夜の食後に摂取します。
毎日服用するので、肝臓に負担を強いることになってしまいます。
そのため、例えば湘南美容クリニックですと、6か月に1回採血チェックをする必要があります。
ちなみに採血1週間前は筋トレ禁止ですが、そのことを忘れた僕は再び採血する羽目になりました。
筋トレしてたら以前湘南美容の血液検査に引っかかったから、今日から少し控えめにしなければいけない。肝臓のなんとかって数値が高く出てしまうらしい。
— サイタマ@若ハゲ治療12ヶ月目(22歳) (@wakahage_punpun) August 1, 2020
注意点①:AGA治療は採血チェックが必須です。
また、内服を始めて1~2週間経過したあたりから初期脱毛が見られます。
その後、2~3週間で終わりますが、最初は髪の毛を生やす目的で始めたAGA治療で髪の毛が抜けて焦るかもしれません。
今までの古く細く弱った毛が抜けて、新しい毛が生えてくる前兆なので、心を鬼にして2週間ほど我慢しましょう。
3週間経過する頃には、初期脱毛は終わってます。
副作用①:初期脱毛が見られる。
AGA治療というので、髪の毛だけを都合よく増やす治療ではありません。
全身の毛も成長させる治療です。
その結果、AGA治療を始めると、全身の毛が濃くなっていきます。
僕もAGAの薬を飲んで全身の毛が増えて濃くなりました。このような体験談をこちらの記事にまとめておきましたので、是非ご覧ください。
AGA治療に副作用②:全身の毛が濃くなる
他にも、こんな副作用があります。
- 性欲減退→1.8%
- 勃起不全→1.3%
- 精子減少→1.1%
そうすると、
AGA治療怖!
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
確かに副作用はでますが、それはAGAの薬に限らず他の風邪薬などにも言えることです。
そのためAGAの薬だけが特別危険というわけではないことは理解していただきたいです。
AGA治療で本当に髪の毛生えるのか他人の体験談を参考にするのもおすすめ
これからいきなりAGA治療を始めようと思った人も、まだちょっとやめておこうかなと思っている人もいるのではないでしょうか?
そんな人はまずはAGAクリニックのビフォーアフター写真などを見て、本当に効果があるのか確認してみるのもいいかもしれません。
幸い今はそういった情報を公開しているクリニックが多く、僕のようにブログで経過を報告している人も多いです。
僕のブログ(若はげプンプン)でも、AGA治療の経過は証拠写真とともに随時発信しているので、興味のある人は是非ご覧ください。